「ショールーミング」の正しい意味は次のうちどちら?

「ショールーミング」の正しい意味は次のうちどちら?

A:自宅リフォームなどで、ライフスタイル重視のアレンジを行うこと

B:商品購入時、小売店で実物を確認した後にネット通販で購入すること


 

答え:B

 

小売店にとっては、インターネット通販の普及で大きな問題になっています。

家電大手ヤマダ電機が2013年9月の中間連結決算で営業損益を発表したことで、
ショールーミングの影響を指摘する声が多く上がりました。
「家電量販店はすでにメーカーのショールームと化している」と言う人もいます。

これは、多くの場合、実店舗を持つ小売店より、
ネット通販のほうが価格が安いという状況があるからです。
一般的には小売店よりネット通販のほうが経営コストが低いため、
価格を安くできるのも当然でしょう。

さらに、この状況に拍車をかけたのがスマートフォンの普及です。
電機量販店で商品を手に取り、その場でスマートフォンを使ってネット価格を調べる。
このような行動をしている人を実際に見かけたこともあります。

個人的に「モラルとしてどうなのか」と感じる面もありますが、
消費者にとって低価格は魅力的であるのも事実ですね。

一方で、どんなにネットが普及しても
「実物を見て、触って買いたい」という人間の心理も感じます。
手触りや重さ、臭いなど、ネットではわからない情報を
店頭で確認しているのでしょう。

すでに、小売店では「脱ショールーミング」「ショールーミング対策
という言葉もさかんに言われ、
ネットとの融合またはネットとの戦いにますます本腰を入れています。

日本の「売る」「買う」がどんな流れになるのか、行方が気になるところですね。

 

 

 

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