「萌す」の正しい読みは次のうちどちら?
A:もえ(す)
B:きざ(す)
答え:B
「萌え(もえ)」で有名になった(?)漢字ですが、
萌すで「きざす」と読みます。
広辞苑によると、意味は以下の通りです。
(1)草木の芽がわずかに出る、芽生える、芽ぐむ
(2)物事が起ころうとする気配がある、また気持ちがする
同じ読みをする漢字には「兆す」があります。
名詞になると、「兆し」「萌し」ですね。
名詞でイメージする方が、意味がすんなり入ってくるような気がします。
ちなみに「萌える」のもともとの意味も、
芽が出る、きざす、芽ぐむです。
「きざす」と読む場合とほぼ同じ意味ですね。
「萌え」がある人物や物に対する強い愛情を表すようになったのは、
平成2年前後だとか。意外と古い(?)俗語なんですね。
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