「月極」は「つきぎめ」?「げっきょく」?

「月極」の正しい読みは次のうちどちら?

A:つきぎめ

B:げっきょく


答え:A

 

「極」という漢字の読みについての問題です。

(音)キョク、ゴク
(訓)きわ(める)、きわ(まる)、きわ(み)、き(める)

以上が、「極」の読みです。

 

「極限に達する」「北極点」などの音読みはよく見かけますよね。

 

訓読みは、「極めて」などと書くこともありますが、
ひらがなで「きわめて」とすることが多いかと思います。
漢字で見かけるのは「極めた」など動詞で使うケースでしょうか。

 

月極」の場合、訓読みで「つきぎめ」です。
よく「月極駐車場」と書かれた看板がありますよね。

「極」で「き(める)」と読ませる例はあまり多くありませんから、
よく見かけるわりに、読めない人がいるのも不思議はありません。

 

「月極」での「極」は、「決める」と同じ意味です。
そのため、「月決め」としても間違いではありませんが、慣習として「月極」を使っているようです。

相撲の「きまり手」と言う場合も、「決まり手」「極まり手」どちらも間違いではないようです。

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

登録無料 2分でわかる!日本語向上ドリルメールマガジン

関連記事

ページ上部へ戻る