アポイントに少し遅れるというお客様。返答として適切なのは次のうちどちら?
A:それでは、こちらで待たさせていただきます。
B:それでは、こちらで待たせていただきます。
答え:B
「来られる」と「来れる」、「見られる」を「見れる」と表現する
「ら抜き言葉」はよく指摘されますね。
設問の例は、不必要な「さ」を入れてしまう「さ入れ言葉」です。
「待たせていただく」で十分、丁寧な言葉なのに、
「待たさせていただく」としています。
「〜させていただく」とへりくだることで、
丁寧さを出そうとしているのですが、くどい印象を与えてしまいます。
その他、「れ」を加える「れ足す言葉」もあります。
「書ける」を「書けれる」、「話す」を「話せれる」、
「行く」を「行けれる」などとするミスです。
「れ足す言葉」は幼稚な印象になりますね。注意しましょう。
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