- 2015-2-14
- 書評
著者 山崎政志
1945年生まれ。文書作成コンサルタント。一部上場企業を中心に、これまで文書技術指導を受けたビジネスパーソンは10000人を超える。著書に『極意がわかる ビジネス文書の書き方とマナー』『いちばん伝わる!ビジネス文書の書き方とマナー』『「目的」と「型」がわかればビジネス文書はスラスラ書ける』などがある。
これに使える!
ブログ ★★★
レポート ★★★★
メール ★★
企画書 ★★★★
小論文 ★★★
ざっくり紹介!
相手に伝わる文章を書いている人が実践している、文書作成の「小さなコツ」を、やさしく教えてくれます。
例文→解説→ポイントの順にコンパクトにまとまっているので、1つひとつのコツを気軽にクリアできるのが魅力です。
基本的なルールはもちろんのこと、相手をひきつける言葉の選び方や描写力の高め方、臨場感の出し方など、「うまい」と言わせるテクニックまで踏み込んだ解説がついています。
誤りやすい慣用句表現、同音異義語、書き出し文の「名作」など、ところどころに付録がついているのもGOOD!
文書を書いても、相手の反応がうすい、動いてくれない……。
こんな悩みを持つ人には、役立つヒントがたくさんつまっている本です。
ここは押さえろ!
1 文章は相手を動かすために書く
2 あいまいさをなくすとビジネス文書は読みやすくなる
3 心に響く表現を身につけよう
追記代わりのメモ
基本的な文章のルールは類書でも結構聞かされてきたことでしたが、「時」と「とき」の使い分け、「場合」と「とき」の使い方など、あいまいに理解していたことが整理されていて、かゆいところに手が届く感じでした。
イラストがかわいいのも、結構大きなポイントだと思います!
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