- 2014-12-12
- 書評
著者 小田嶋隆
1956年生まれ。コラムニスト。早稲田大学卒業。食品メーカー営業マンを経て、テクニカルライターの草分けとなる。
著書に『日本の反知性主義』『超・反知性主義入門』『友だちリクエストの返事が来ない午後』『地雷を踏む勇気』『人はなぜ学歴にこだわるのか。』などがある。
これに使える!
ブログ ★★★★★
レポート ★★
メール ★★★
企画書 ★
小論文 ★★
ざっくり紹介!
当代きってのコラムニストによるコラム道。もう面白くないわけがないという本です。
コラムとは新聞や雑誌などに短い記事を載せる「かこみ」の欄のこと。
ひとつの与えられた枠の中で、他とは違った文章を提示するものです。
コラムニストは、その面白さと奥深さを「会話」「モチベーション」といったテーマごとに解き明かしていきます。
書き出しの推敲はしないで、とにかく書いてしまう。気にせず書き進める。
など、実用的なアドバイスもちりばめられています。
著者一流のユーモアももりだくさんで、最初から最後まで楽しめます。
ここは押さえろ!
1 まずは要約力から鍛える
2 できるだけ接続詞はいれないほうがいい
3 文章を書くには記憶力が必要
追記代わりのメモ
長年著者のコラムを愛読してきた者にとっては、まさに待ち望んでいた一冊。
コラムについて語りながら、その一つひとつが見事なコラムとして成立しているのはお見事。
読んだからといって、著者のような変幻自在の超絶コラムが書けるわけではありませんが、文章を書く楽しさを感じるだけでも十分に元がとれます。
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