- 2018-2-15
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一般的に、人形や人間型のロボットは、
見た目が人に近づいていくに連れ親近感を生むのですが、
ある程度まで近づいていくと
逆に嫌悪感を感じさせるんですよ。
そのポイントを「不気味の谷」と言うんです。
リアルすぎないほうがいいということですか?
いえ、その谷を越えると、
つまりさらに人に近づいていくと
また親近感を増すと言われています。
だから不気味さを感じさせる「谷」なんですね。
なあんだ。僕の顔が気味悪いんじゃなくて、
この人形がちょうど不気味の谷だった
ということですね!
うーん。でも、この人形は不気味の谷とは違うような・・・
マチダさんは、もともとデフォルメされたような顔ですから。
むしろマチダさんが不気味の谷にいる人形のようですわ。
僕は人間ですよ!
あはは
近頃、「不気味の谷」という言葉を耳にする機会が増えているように感じます。
ソフトバンクのペッパー君など、実用化された人間型ロボットが増えているからでしょうか。
しかし「不気味の谷」という言葉自体は意外に古く、1970年代に東京工業大学のロボット工学者、森政弘教授が提唱した現象です。
その理由は、人に少し似ていると「人間に近い部分」に注目するが、かなり似てしまうと逆に「違う部分」に注目してしまうから、と言われています。
異質なものを排除しようという人間の本能からくる不気味さ、嫌悪感なのでしょうか。
いずれにしても、ロボット開発に携わる人達にとっては忘れてはならないキーワードなのでしょうね。
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