「三船の才」は、和歌・管弦ともう一つを指すのはどちら?

「三船の才」は、和歌・管弦ともう一つを指すのはどちら?

A:漢詩

B:舞


答え:A

 

「三船の才」で、「さんせんのさい」「さんせんのざえ」
もしくは「さんしゅうのさい」と読みます。
漢詩・和歌・管弦のどれも堪能という意味です。

藤原道長が紅葉狩りを行おうと、
大堰川(おおいがわ)に漢詩の船、和歌の船、管弦の船の3つを浮かべ、
その道に優れた人々をそれぞれの船に乗せることにしました。
しかし、参加していた藤原公任(ふじわたのきんとう)は
漢詩・和歌・管弦のどれもすぐれていて、
どの船に乗るかを尋ねられた、という故事からきた言葉です。

詩、歌、管弦のどれも得意なんて、現代で言えば、
楽器が得意なシンガーソングライターのような存在でしょうか。
どれか一つだけでもすばらしい才能なのに、うらやましいことです。

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