「南船北■」の■に入るのはどちら?
A:車
B:馬
答え:B
南船北馬(なんせんほくば)は、あちこちを旅行する様子のことです。
昔の中国の交通手段を言っていて、
南は河川が多いので船を使い、北は山や平原が多いので馬を使って
旅行したことから、あちこち飛び回る様子を表すようになりました。
南北を使う四字熟語に対して、東西を使う四字熟語には
「東奔西走(とうほんせいそう)」があります。
東奔西走もあちこち飛び回る様子を表す言葉ですが、
どちらかというと、仕事で忙しくかけずり回ることを指します。
対して、南船北馬は旅行であちこち飛び回ること。
南北、東西で状況の違う似た言葉があるのは興味深いですが、
ある意味、どちらもうらやましい状況ですね。
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