うがった見方って、どんな見方?

「うがった見方をする」の意味で正しいのは次のうちどちら?

A:物事の本質を捉えた見方をする

B:疑ってかかるような見方をする


解 説

間違えた人も多いかもしれません。
平成23年の「国語に関する世論調査」では、正解者26.4%と残念な結果が出ています。

そもそも「うがった」を漢字にすると「穿った」です。
動詞だと「穿つ」ですね。

広辞苑には「穿つ」を以下のように説明しています。

(1)あなをあける、あなを掘る、つきぬく
(2)詮索する、普通には知られていない所をあばく、微妙な点を言い表す
(3)凝ったことをする
(4)中に体を通す、衣服・はきものなどを身につける

このうち、「うがった見方」は(2)の意味です。
普通に知られていない所=物事の本質を捉えた見方、ということですね。

 

混乱しがちなのは、同じ(2)に詮索(せんさく)するという意味があるからかもしれません。
詮索する=疑ってかかる、と解釈するのではないでしょうか。

しかし、物事の本質をつかもうと、あれこれ質問するのも「詮索」です。

同じく広辞苑には「詮索」を「細かい所まで、調べ求めること。たずねさがすこと」と紹介しています。

むしろ本質をつかもうと細かい所まで調べるのが「詮索」なんですね。

このことからも、
「うがった見方」は「物事の本質を捉えた見方」と言えます。


 

答え:A

 

 

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