自社の商品を他社の商品と比較して特徴を説明したいとき、また自分の企画のポイントを紹介したいとき、意識して使いたいのが「そこで」という接続詞です。
小さな子供を持つお母さんは、子供と皮膚が触れあう機会が多いため、化粧をするのをためらう人もいます。
化粧品の成分が子供につくのを恐れるためです。
そこで、今回、発売する「ママコスメ」は、赤ちゃんについても安心な成分だけで作る化粧品として企画されました。
アンケート調査によると、男性は財布をパンツの後ポケットに入れる人が一番多いという結果になりました。
ポケットに入れて快適さにつながる要素は、「薄さ」です。
しかし一般的な財布は、コインやカードを入れていくうち、どんどん太くなってしまいます。
そこでこの財布は、薄さと使いやすさを両立することを目指し、通常の財布とはまったく異なる設計にしました。コインやカードの収納量はそのままに、薄さを保つことができるようになっているのです。
いかがでしょうか。
商品コンセプトがしっかり伝わるはずです。
詳細な説明は後に行うとして、まずはコンセプトを理解してもらうことが先決ですよね。
企画趣旨・自社商品の特徴を伝える方程式
現状の困りごと or 他社商品の特徴+「そこで」自社商品の特徴
という構成にすることがポイントです。
企画書を書く際にもよく使われる文章構成ですから、覚えていて損はありません。
登録無料 2分でわかる!日本語向上ドリルメールマガジン