- 2016-2-29
- 伝わる文章テク
文章は、1つの解釈しかできないように書くのが基本です。
しかし、言うはやすしで、自分でも気がつかないうちに、複数の解釈ができる文章を書いてしまうことがあります。
本棚の上に置いたパソコンのキャリーケースはシルバーだ。
この文章は2つの解釈ができます。
(1)本棚の上に置いたのはパソコン(キャリーケースがどこにあるかはわからない)
(2)本棚の上に置いたのはキャリーケース(パソコンがどこにあるかはわからない)
いかがでしょうか。
意識して読むと、すぐに気がつくかもしれませんね。
しかし、意識をしていないと、ついつい上記のような文章を書いてしまうのです。
仕事で文章を書く際は、スピードを求められるという事情もあります。
気にしすぎると筆が止まってしまう恐れもありますから、推敲するときに意識してみましょう。
他の人に読んでもらうのがベストです。
書き手は「2つ以上の意味はない」と思い込みがち。視点が変わると、思わぬ発見があるものです。
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