「反故」の読みは次のうちどちら?
A:はんこ
B:ほご
答え:B
「反故」は、「反古」と書くこともあります。
どちらも読みは「ほご」です。
もともとは、書き損じた不用の紙のことですが、転じて、役に立たない物事を指すこともあります。
「便箋を何枚も反故にしてしまった」などと使います。
ただし、「約束を反故にする」「契約を反故にする」など、
「約束や契約を破棄する、無効にする」という意味で使うことの方が多いのではないでしょうか。
特に、ビジネスシーンで使われがちなフレーズですよね。
ちなみに、反故の語源は、中国語で「古紙を反す」という「裏紙を利用する」という意味でした。
昔は紙が貴重品だったために、書き損じた紙も裏を使っていたようです。
この習慣から、「反故」が生まれたとする説が有効です。
今でも、ミスしたコピー用紙の裏をメモに使ったりしますよね。
次に使うときには、「反故」という言葉を思い出してみてください。
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