先んずれば戦を制す? 先んずれば人を制す?

「先んずれば■を制す」の■に入る言葉は次のうちどちら?

A:戦

B:人


答え:B

 

「先んずれば人を制す」です。

「何事も、人よりも先に始めれば、有利な立場に立つことができる」という意味。
先手を取ることの大切さを説いているのですね。

もとは『史記』の言葉とされています。

経営戦略の世界にも「先行者利益」という言葉があります。

新しい市場にいち早く参入することで、
後発の企業より優位に立つことができる、
つまり多くの利益を手にすることができることを指す言葉です。

パイオニアというイメージがつくことでブランド力がつきますし、比較的、高い価格で販売することもできます。
ノウハウもいち早く身につけられるため、その後に後発の企業が追ってきても、有利な戦いができるわけです。

ただし、もちろんリスクもあります。
新しい市場という見込みが違っていたり、技術開発や広告宣伝に多くのコストを払ったり・・・。

とはいえ、企業はもちろん、個人にとっても「先んずれば人を制す」は行動に移すための勇気をもらう言葉ですよね。

スピーディに行動に移す。戒めとしたい言葉です。

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

登録無料 2分でわかる!日本語向上ドリルメールマガジン

関連記事

ページ上部へ戻る