「画竜点睛」の正しい読みはどちら?
A:がりょうてんせい
B:がりょうてんばれ
答え:A
画竜点睛で「がりょうてんせい」と読みます。
点睛の睛は、ハレ(晴)ではなくて、ヒトミ(瞳)であることに注意してください。
漢字をそのまま分解すると、竜の画(絵)、瞳の点、となります。
昔、梁の画家、張僧ようという人が、壁画に白龍を描いて、ひとみを書き込んだところ、
たちまち風雲が巻き起こり、描いた白龍が天に昇ったという故事のことです。
そこから、物事の眼になるところ、完成までの最後の仕上げ、
わずかなことで全体が引き立つことのたとえになりました。
また、「画竜点睛を欠く」と表現した場合は、
ほとんど仕上がっているのに肝心なものが不足している、
最後の仕上げができていない、という意味になります。
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