「先生が話しました」を敬語に直してみましょう。
A:先生がお話いたしました
B:先生がお話になりました
答え:B
「お話いたしました」は、自分が話をしたときに使う謙譲表現です。
ですから、主語が「先生」の場合に使うのは誤り。
尊敬語のつもりで謙譲表現を使ってしまった典型的なパターンです。
尊敬語と謙譲語を混乱して使うと、
どうも違和感のある言葉づかいになってしまうので注意しましょう。
「いたしました」は基本的に謙譲語。
お話いたしました、退社いたしました、納付いたしました、などです。
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