「先生に見せる」を敬語にする場合に適切なのは次のうちどちら?
A:先生に拝見していただく
B:先生にご覧に入れる
答え:B
「ご覧に入れる」は謙譲語1です。
自分側から相手側または第三者に向かう行為・ものごとなどについて
その向かう先の人物を立てて述べるもの。
つまり、見せる相手である先生を立てた敬語なのです。
「見せる」の謙譲語2としては、
「お目にかける」という言い方もあります。
なお、「見てもらう」というニュアンスを持たせたい場合は、
「ご覧いただく」とします。
「いただく」は「恩恵を受ける」という意味を含んでいます。
何かを先生に見てもらうことで、
確認してもらう、または指導してもらうなど
恩恵を受ける際に使うわけです。
設問の答えA「拝見」は、自分が見る際に使う言葉です。
先生、上司、お客様などから何かを見せてもらう際に、
「拝見します」「拝見いたしました」など、自分が見た際に使いましょう。
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