「タニマー」って誰のこと?

最近、マスコミ等で取り上げられる「タニマー」はどんな人達のことを指すのでしょうか?

A:年金制度の移行期にかかっているため、制度の恩恵を受けられない人達のこと

B:難病に苦しみながらも、福祉や保険制度の支援制度で救済されない人達のこと


 

答え:B

 

厚生労働省は難病の医療費助成制度について、見直し案を提示しています。
現在のところ、医療費が助成される対象疾患を増やす一方で、
患者の自己負担額も増やすというものです。

これは、一定の収入があれば、応分の負担を求める安倍政権の社会保障
制度の見直しの一環と言えるものです。

保障を厚くするとそれだけ社会保障費はかかりますので、
一定の収入があれば応分の負担を求めるのは当然かもしれません。

ただし、問題がないわけでもありません。
今、よく問題として取り上げられているのが設問にあるタニマーです。

希少な病や痛みに苦しみながら、難病対策からも、障害福祉からも取り残されてしまう。
思うように動かない体で高額な医療費にあえぐのは確かに大変なことでしょう。

医療費の助成が病名で決まると、その対象から外れた病気だとタニマーになってしまいますよね。

もちろん無制限に助成してしまうと、制度が成り立ちません。
すべてを解決する方法はないのでしょうが、少しでもよい制度になるとよいですね。
議論の行方を見守りましょう。

 

 

 

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