慣用句「沈む■あれば浮かぶ■あり」の■には、同じ漢字が入ります。次のうち、どちらでしょうか?
A:瀬
B:石
答え:A
「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」は、
「人は落ちぶれるときもあれば、繁栄するときもある」という意味です。
人の運命の浮き沈みの定めないことに使います。
「悪いことばかりは続かない」「くよくよしても仕方がない」というニュアンスで使われることが多いようです。
略して、「沈めば浮かぶ」と言うこともあります。
そもそも「瀬」は、「川などの浅い部分」のことですが、「水流の急なところ」「事に出会うとき、機会」という意味もあります。
「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」は、この「機会」という意味合いで使われているようです。
落ち込んだときに思い出したい言葉ですね。
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