次の慣用句のうち、正しいのはどちら?
A:風上にも置けぬ
B:風下にもおけぬ
答え:A
「風上にも置けぬ」は、性質や行動が卑劣なことをののしって使う言葉です。
「締め切りを守らないなんて、作家の風上にも置けぬ」などと使います。
そもそも、風上は風が吹いてくる方向のこと。
その風上に臭いものがあると、風が吹いてこちらに臭気が流れてきてしまいます。
耐えがたいですよね。
転じて、あの人を風上に置くのは耐えがたい、風上にも置けぬ、という意味になったようです。
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