「刺客」の正しい読みは次のうちどちら?
A:しきゃく
B:しかく
答え:B
「客」はキャクと読みますが、カクとも読みます。
「刺客」はその代表的な例ですね。
「しかく」と読むことがほとんどですが、
まれに「せっかく」と読むこともあります。
もともとは「せっかく」のほうが一般的だったとする説もあります。
意味は「暗殺を行う人」「暗殺者」です。
2005年の小泉純一郎元首相時代に行った衆議院議員総選挙、
いわゆる郵政選挙の際には、郵政民営化法案に反対票を投じた議員の
選挙区に、小泉元首相に賛同する候補者を送り込みました。
この送り込まれた候補者のことを「刺客」と呼びましたよね。
それ以後、「暗殺者」が選挙用語として認知されたように思います。
ちなみに、「客」をカクと読む漢字には、
「客死(かくし)」があります。
旅先で死亡してしまう、という意味です。
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