創立記念パーティで取引先社長からお祝い金をもらったので、パーティ内でお礼を述べる際に適切なフレーズはどちら?

創立記念パーティで取引先社長からお祝い金をもらったので、
パーティ内でお礼を述べる際に適切なフレーズはどちら?

A:○○社長からご芳志を賜りました。この場をお借りして深謝いたします。
B:○○社長から寸志を頂戴しました。この場をお借りして深謝いたします。


答え:A

Aの芳志は「ほうし」と読みます。
人の親切な心に対して使う尊敬語です。

それに対して、Bの寸志は「すんし」と読む謙譲語です。
いささかの志、心ばかりの賜物、という意味。
つまり、自分に対して使う言葉なのです。

差し入れなどの表書きには「寸志」と書いてあるかもしれませんが、
紹介する際などには「ご芳志を頂戴しました」などと言い替える必要があります。

自分が「寸志」という言葉を使うときは注意してください。
寸志は目上の人が目下の人に何かを差し入れるときなどに使う言葉です。
社長が社員に、先生が生徒に、部長が部下に、などです。
自分より目上の人に贈り物をする場合、
差し入れをする場合には「寸志」を使わないのが基本と覚えておきましょう。

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