- 2014-5-9
- ビジネス用語・時事用語, 日本語力向上ドリル
- ビジネス, 社会問題
「エンジェル税制」の説明として正しいのは次のうちどちら?
A:雇用者を5人以上(中小企業は2名以上)、かつ10%以上増やす企業が利用できる税制上の優遇措置
B:ベンチャー企業に投資を行った個人が利用できる税制上の優遇措置
答え:B
エンジェルとは、ベンチャー企業に投資を行う個人投資家のことです。
日本では、成功した起業家が後に続く起業家、また先進的な事業を育てるためにエンジェルとなるケースが多いようですね。
そのエンジェルに対して税制上の優遇措置が設けられているのは、経済の活性化が主な目的です。
1997年に創設され、その後何度か改正されています。
もともと日本は先進国の中で開業率が低いと言われています。
現状では4.5%程度だとか。
安倍政権では、これを欧米並みの10%に引き上げるのが目標としています。
資金繰りが厳しいベンチャー企業にとっては朗報ですよね。
経済の活性化につながるのであれば、歓迎すべき改正ではないでしょうか。
ちなみに設問の答えAは、雇用促進税制の説明です。
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