「泣いて馬謖を斬る」の読みで正しいのは次のうちどちら?
A:ないて バショク を きる
B:ないて バショウ を きる
解 説
「泣いて馬謖を斬る」の「馬謖」は、バショクと読みます。
「たとえ愛する物でも、規律を守るためには私情を挟まずに厳しく処分する」という意味です。
「泣いて」ですから、「つらいけれど泣く泣く」というニュアンスですね。
そもそも「馬謖」は人の名前で、三国時代の蜀(しょく)の武将でした。
諸葛亮(しょかつ りょう)の愛弟子として、有能な人物だったようです。
しかし、馬謖はある戦いで亮の立てた戦略に従わず、自分の判断で突き進んでしまうことがありました。
結果、戦いに敗れてしまいます。
亮は馬謖を有能な人物と認め、愛弟子としてかわいがっていましたが、軍の規律を守るため、辛い気持ちをおさえて処分をしました。
この話から「泣いて馬謖を斬る」という言葉が生まれたと言われています。
答え:A
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