- 2016-4-12
- 文章に関するあれこれ
- 恋愛, 語源
失恋することを「ふられる」と表現しますよね。
当たり前に使っている言葉ですが、改めて考えてみると「失恋=ふられる」は不思議ではありませんか?
「ふられる」を漢字で書くと、「振られる」です。
これは、未婚女性が着る「振り袖」からきています。
その昔、日本では「袖には魂が宿る」とされていました。
魂が宿る袖を振ることで愛の表現をしたわけです。
袖を前後に振るか、左右に振るかでOK、NGを表したとか。
そういえば、関係を断つという意味で「袖にする」という表現もありますね。
日本語に「袖」を使った慣用句が多いのも、着物文化の表れと言えるのかもしれません。
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