フレーミング効果って何?

フレーミング効果

「フレーミング効果」の説明で正しいのは次のうちどちら?

 

A:相手の理解ができるまで何度も繰り返して伝える効果

B:相手の印象を変える表現方法の効果

 


解 説

 

フレームは、絵画の額縁のことですよね。

カメラのファインダーから見える撮影範囲のことをフレーミングと言ったりします。

同じ風景を撮影するにしても、撮影者によってどこを、どう撮影するかは異なりますよね。

絵を描くときにも、どこを中心に、どう描くかは人によって個性が出る部分です。

これと同じで、何かを伝える際に、「どう伝えるか」によって受け取り手の印象が変わることをフレーミング効果と言います。

フレーミング効果は行動経済学の分野でよく知られた心理効果です。

最近は、この心理効果をマーケティングや広告の分野に応用しようという動きが活発です。

たとえば、ジュースなどの成分表記には「果汁80%」などと書かれていますよね。
「果汁以外20%」と書いているものはないと思います。

事実としてはどちらも同じなのですが、「果汁80%」のほうが印象がいいからです。

伝え方次第で、物の見方や印象を特定の方向に誘導できるわけですね。


答え:B

 

 

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