「ここで会ったが百年目!」ってどういう意味?

時代劇で、偶然、以前からの敵と遭遇したときに「ここで会ったが百年目!」などと叫ぶシーンを見たことがないでしょうか。

これは、「ここで会ったのが、お前の運の尽きだ。命はないと思え」という意味です。

なぜこれを「百年目」と表現するかというと、「百年」には人の寿命の限界、という意味があるからです。

広辞苑で「百年」を引くと、次のように出ています。
(1)100の年
(2)数多くの年。長い間
(3)人の寿命の限界。転じて一生。長命。

この場合の百年は(3)ですね。

ちなみに、「百年の恋も一時に冷める」は、(2)の意味です。長い間、持ち続けた恋心が一瞬に消え去るなんて、怖いですよね。

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