「掌を反す」の正しい読みは次のうちどちら?
A:たなごころをかえす
B:てのひらをはんす
答え:A
「掌を反す」で「たなごころをかえす」と読みます。
人の心や態度ががらりと急変する様子を表す言葉です。
掌(たなごころ)は、手の平のこと。
「手の平を返す」という表現はよく耳にしますよね。
「実験に失敗したら、あの人は手の平を返したように冷たくなった」などと使います。
この「手の平を返す」は「掌を反す」からできた言葉です。
掌(たなごころ)という漢字は「てのひら」と読むこともありますよね。
古風な表現をやさしい言葉に言い替えているので、意味はまったく同じです。
手の平のときは「返す」で、掌のときは「反す」であることに注意してくださいね。
読みは「かえす」で同じです。
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