部長が会議に出席しないことを直属の課長に伝える際に、より適切なフレーズは?
A:部長は来られないそうです。
B:部長はいらっしゃらないそうです。
答え:B
どちらも失礼な表現ではありません。
しかし、「来られない」には
「来ることができない」という可能・不可能の意味もあります。
誤解を受けやすいため、「いらっしゃらない」のほうがより適切と言えるでしょう。
「いらっしゃる」は、「行く」「来る」「居る」の尊敬語です。
「休日はどんなところへいらっしゃるのですか?」が「行く」、
「休日にこちらへいらっしゃいました」が「来る」、
「休日は自宅にいらっしゃいますか?」が「居る」です。
また、「~ている」「~である」などの尊敬語でもあり、
「先生はご多忙でいらっしゃいます」などという用例もあります。
この場合、形容詞の連用形に接続助詞「て」「で」をつけて使います。
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