「東雲」の正しい読みは次のうちどちら?
A:しののめ
B:あずまぐも
答え:A
難読漢字ですね。
東雲で「しののめ」と読みます。
広辞苑の記載には次のようになっています。
(1)東の空がわずかに明るくなる頃。あけがた。あかつき。
(2)明け方に東の空にたなびく雲。
古代の原始的な住居には編み目の粗い部分があり、明かり取りの役目を果たしていたそうです。
その網は篠竹(スズタケ)で作られていたため、明かり取りの部分を「篠の目(しののめ)」と呼ぶようになったとか。
この篠の目がやがて明かり取りそのものを指すようになり、夜明けの薄明かり、夜明けについても「しののめ」と言うようになったとされています。
日本ならではの趣深い表現ですね。
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