- 2014-4-25
- ビジネス用語・時事用語, 日本語力向上ドリル
- ビジネス, 社会問題, 経済
企業経営の場で最近話題になっている「BYOD」の説明として正しいのは次のうちどちら?
A:スマートフォンなど個人で所有する機器を業務で使用すること
B:労働時間ベースではなく成果ベースで決定する給与制度のこと
答え:A
BYODは「Bring your own device」の略です。
直訳すると「私物デバイスの持ち込み」といったところでしょうか。
たしかに私物の携帯電話を業務に使ったり、スマートフォンやタブレットで会社のネットワークに接続したりする機会が増えてきましたよね。
メールやスケジュールなどを外出時に見られるのは便利です。
働く者にとっては「メールチェックだけのために帰社する」といったことがなくなりますし、会社にとっても生産性の向上につながります。
ただし、私物の端末は情報漏洩対策、ウイルス対策などが万全とは言い切れません。
セキュリティの問題で企業経営に大きなダメージを与える可能性があるわけです。
そのため、BYODは「Bring your own danger」であると指摘する声もあります。
自ら危険を持ち込む行為であるということです。
とはいえ、BYODの普及という流れはますます大きくなるように思います。
実際、IT業界ではBYODのデメリットを小さくするための開発が急ピッチで進められているとか。
よりよいシステムが作られるのは時間の問題かもしれませんね。
登録無料 2分でわかる!日本語向上ドリルメールマガジン