大なる者、宜しく〜を為すべし?

「大なる者、宜しく■ことを為すべし」の■に入る単語は次のうちどちら?

A:下る

B:上る


答え:A

 

「大なる者、宜しく下ることを為すべし」です。

老子の言葉として知られています。
「どんな立場の人でも謙虚が大切だが、
とりわけ上の人ほど謙虚でなければならない」という教えです。

 

この言葉の前で大きな国と小さな国の話をしているので、
老子は国の政治のことを指しているんですね。
「大国ほど謙虚でなければならない」ということです。

小国が謙虚でいると、大国の保護を得られるし、
大国が小国に謙虚でいると、小国は大国に従ってくれる、と説いています。

 

下る、と表現しているのは、
その前に川の例を出しているからです。

大国は、大きな川の下流にあることが多いですよね。
下るほど川は大きくなるため、
へりくだるという意味を下る表現したようです。

 

 

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