「同■異曲」の■に入る漢字で正しいのは次のうちどちら?
A:工
B:行
答え:B
「同工異曲」で「どうこういきょく」と読みます。
音楽や詩文などで、「手法は同じだが、趣が異なるもの」のことです。
「異曲同工」とさかさに言うこともありますが、同じ意味です。
たとえば、同じくらいの技量を持ったピアニストが、同じ曲を弾いたとしても、
表現が異なりますから、味わいは変わってきますよね。
このような「同じ手法なのに違うと感じるもの」を表しています。
転じて、「見かけは異なっているようだが、中身は同じであること」
についても「同工異曲」と表現することがあります。
「工」は、訓読みで「たくみ」と読みます。
モノを作るわざ、手法、たくみさのことです。
工夫、工作、細工も、「同工異曲」も、この意味で使われています。
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