日記の始まり

日本で個人の日記が始まったのは、9世紀末頃、奈良時代からと言われています。

当時、具注歴(ぐちゅうれき)と呼ばれる暦がありました。
この具注歴は、朝廷が作成し、暦と吉凶判断のさまざまな事柄が書いてありました。
半年分で1巻とされ、朝廷が領布していたそうです。

この余白部分に日記を書き込むようになったのが始まりです。

ちょうどスケジュール帳の余白に書き込むようなものでしょうか。

「人は余白があると、埋めたくなる」とある心理学者が指摘していましたが、このような経緯で生まれたのかもしれませんね。

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