レモン市場って何?

レモン市場とは

「レモン市場」の使い方で正しいのは次のうちどちら?

 

A:あのサービスは情報がよくわからないレモン市場だから、手を出さないほうがいいよ

B:あのサービスは売り手がすっぱい思いをするレモン市場だから、手を出さないほうがいいよ


解 説

レモンは皮が厚くて、外見から中身の見分けがつきづらい果物ですよね。

そのため、アメリカでは「品質がよいかどうかがわからないもの」の代表としてレモンを言うことがあるそうです。

このたとえで作られた「レモン市場」という言葉は、「パッと見ただけでは本当の価値がわからない市場」のことを言います。

この言葉を作ったのは、アメリカの理論経済学者ジョージ・アカロフ
2001年にはノーベル経済学賞を受賞しています。

アカロフが中古車市場を指して「レモン市場」としました。

中古車市場は一般的に、売り手はその車の欠陥をよく知っています。
でも、買い手はわかりませんよね。

このように、商品やサービスの売り手と買い手の間に情報の格差があるとき、「レモン市場」と言います。

実際、乗ってみなければわからない中古車、特に質の悪い中古車をアメリカではレモンと表現することもあるとか。

レモン市場の特徴としては、安くて品質の悪い商品(レモン)が増えて、高くて品質のよい商品(ピーチ)が出回りにくくなることがあります。

つまり、情報が売り手と買い手で格差がある(非対称性)であるとき、市場のメカニズムが機能しなくなるということです。


答え:A

 

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