経済の重要な指標とされる「短観」って何？

経済の重要な指標とされる「短観」は、以下のどちらの言葉を略したものでしょうか？

「短観（たんかん）」は、「日銀短観」と呼ばれることもあります。

その呼び名からわかるように、日本銀行が調査し、
四半期に１度、発表する経済指標です。

日本銀行の調査の目的は適切な金融政策を行うためですが、
投資家の判断指標としても使われています。
海外でも「Tankan」と呼ばれ、知られているほど重要な指標なんですよ。

簡単にいってしまうと、短観は、全国の企業約1万社のアンケートです。

特に有名なのは企業心理についての調査結果で、
ニュースでもよく取り上げられています。

企業心理というと、むずかしく感じてしまいますが、
ようするに企業の経営者に「経営状況はどう？」と聞いた結果のこと。

「良い」「さほど良くない」「悪い」の3つの選択肢から回答し、
結果はDIという指数に表されます。
DIが大きければ大きいほど、「景気がよいと考えている企業が多い」と
判断されるわけです。

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