「膾炙」の読みで正しいのは次のうちどちら?
A:かいしゃ
B:かいしょ
解 説
「膾炙」で「かいしゃ」と読みます。
広く世間の評判になる、知れ渡る、有名になるという意味です。
「人口に膾炙する」というフレーズで使われることがほとんどですね。
とはいえ、よく考えると「人口に膾炙する」は不思議な表現ですよね。
膾炙の「膾(カイ)」は、訓読みで「なます」と読みます。
お正月のおせち料理では大根と人参を甘酢で和えた料理を「なます」と言いますが、もともとは生肉を刻んだものだったと言われています。
一方、膾炙の「炙(シャ)」は、訓読みすると「あぶ(る)」。
つまり、膾炙は「焼いたお肉」のことなんですね。
おいしく、多くの人に喜ばれるという意味から、「広く評判になる」と転じました。
このサイトも、人口に膾炙したいものです。
答え:A
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