接続詞は絶対に必要なところだけに入れる

接続詞は極力、少なくするほうが、文章がスムーズになります。

接続詞は文章をつなぐものですから、多いほうがスムーズになるかと思われがちですが、実はまったく逆。少ない方が流れがよくなるのです。

私がこの仕事の魅力だと感じるのは、以下のようなことです。まず、たくさんの人と協力し合ってもの作りに取り組めること。それから、できた商品を手にとって楽しめること。そして、商品を買ってくださったお客さまから感謝の声をいただけることです。

 

上記の文章から接続詞をとると、以下になります。

私がこの仕事の魅力だと感じるのは、以下のようなことです。たくさんの人と協力し合ってもの作りに取り組めること。できた商品を手にとって楽しめること。商品を買ってくださったお客さまから感謝の声をいただけることです。

 

いかがでしょうか。接続詞がなくても意味は通じますし、下の文章のほうがスムーズに読めるはずです。

 

ただし、ビジネスで使う文章としては、少々、整理ができていない文章です。接続詞とは関係ありませんが、以下のようにリライトすると、よりスムーズな理解を促せます。

私がこの仕事の魅力だと感じるのは、以下のようなことです。
(1)たくさんの人と協力し合ってもの作りに取り組めること
(2)できた商品を手にとって楽しめること
(3)商品を買ってくださったお客さまから感謝の声をいただけること

 

情報を整理する際、表組みにする、図解するなど、方法はさまざまありますが、「箇条書きにする」のは第一候補として取る策です。
ぜひ使ってみてください。

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