1つの解釈しかできないように書く

文章は、1つの解釈しかできないように書くのが基本です。

しかし、言うはやすしで、自分でも気がつかないうちに、複数の解釈ができる文章を書いてしまうことがあります。

本棚の上に置いたパソコンのキャリーケースはシルバーだ。

この文章は2つの解釈ができます。

(1)本棚の上に置いたのはパソコン(キャリーケースがどこにあるかはわからない)

(2)本棚の上に置いたのはキャリーケース(パソコンがどこにあるかはわからない)

 

いかがでしょうか。
意識して読むと、すぐに気がつくかもしれませんね。

しかし、意識をしていないと、ついつい上記のような文章を書いてしまうのです。

 

仕事で文章を書く際は、スピードを求められるという事情もあります。

気にしすぎると筆が止まってしまう恐れもありますから、推敲するときに意識してみましょう。

他の人に読んでもらうのがベストです。
書き手は「2つ以上の意味はない」と思い込みがち。視点が変わると、思わぬ発見があるものです。

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

登録無料 2分でわかる!日本語向上ドリルメールマガジン

関連記事

ページ上部へ戻る