言葉を持つ人間だけが楽しめる遊び

言葉を楽しむという意味で、回文という言葉遊びがあります。
回文とは初めから読んでも、終わりから読んでも同じになる言葉のことです。
「たいやきやいた」「ダンスがすんだ」など、音の響きが同じですよね。

 

回文という言葉遊びは英語にもあるようで、
「Madam,I’m Adam」(マダム、私はアダムです)が有名です。

 

回文は古い歴史も持っているようです。
古代ローマの遺跡に刻まれていたという報告もあります。

 

日本でも短歌や俳句に回文を用いた例があります。

長き夜(よ)のとをの眠(ねぶ)りのみな目ざめ
波のり船の音のよきかな

これほど、古くから世界中で考えられてきたのですから、
人を惹きつける何かがあるのでしょうね。

 

 

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