次の和歌は何について歌っているでしょうか。
高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ
A:山桜の美しさを見ていたい気持ち
B:霞がかった中で見る山桜の美しさ
答え:A
高砂(たかさご)の 尾(を)の上(へ)の桜 咲きにけり
外山(とやま)の霞(かすみ) 立たずもあらなむ
外山(とやま)の霞(かすみ) 立たずもあらなむ
【意】
高い山の峰の桜も咲いたなぁ。
美しい景色が見えなくなるから、人里近い山の霞が立ちこめないでほしいものだ。
高い山の峰の桜も咲いたなぁ。
美しい景色が見えなくなるから、人里近い山の霞が立ちこめないでほしいものだ。
百人一首に収録されている歌です。
前中納言匡房(さきのちゅうなごん まさふさ)の歌とされています。
桜を少しでも長く楽しみたい気持ちは共感しますよね。
霞も雨も風も、すべて自然現象とはいえ、春の頃は特に残念に感じてしまいます。
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