「消費税■■対策特別措置法」の■に入るのは「転嫁」?「円滑」?

「消費税■■対策特別措置法」の■に入る単語は、次のうちどちら?

A:転嫁

B:円滑


 

答え:A

 

消費税の増税分を価格にきちんと組み混むことを目的として
定められた法律です。
消費税転化対策特別措置法、または消費税転嫁法と呼ばれます。

広辞苑によると、転嫁(てんか)は次のような意味です。

(1)再度の嫁入り、再婚。
(2)自分の罪過・責任などを他人になすりつけること。
(3)感情が他の対象にも及んでいくこと。
恋人の持ち物を見て恋人に対するような感情をいだく類。

言葉の意味だけ見ると、
消費税や法律とは関係ない単語のように感じてしまいますね。

「消費税転嫁」とは、消費税の値上げ分を、価格に反映させることです。

法律の正式な名称を見ると、意味がわかりやすいかもしれません。

「消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための
消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法」です。

とても覚えられないくらい長い名称ですが、
「転嫁の確保」「転嫁を阻害」と2度、「転嫁」が出てきます。

特に、下請け業者や納入業者など、ビジネス上、立場の弱い企業は、
消費税の増税分を価格につけづらい状況にあります。
本来は取引先企業が負担すべき増税分を、
実質的に押しつけられてしまうわけです。

2014年に経済産業省と公正取引委員会が発表した企業アンケート調査によると、
約1万社のうち、消費税分の転嫁を拒まれる、もしくは拒まれることを
懸念していると答えた企業が750社にのぼったとか。

増税分を価格に転嫁できないということは、3%値下げしたのと同じですよね。
経営をゆるがしかねない問題です。

 

 

 

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