ハンバーガーを買うお客さまにポテトも勧める販売手法って何?

マーケティング用語です。
ハンバーガーを買うお客さまに対して、「ご一緒にポテトもいかがですか」と勧める販売手法のことを、 何と呼ぶでしょうか?

A:クロスセル

B:アップセル


 

答え:A

 

クロスセルは英語で書くとcross-sellです。
日本語では「他商品交差販売」と訳されることがあります。

ある商品の購入者、または購入希望者に対して、
関連する別の商品などを勧めるという販売アプローチのこと。
1人当たりの販売品数を上げることを目指します。

「ご一緒にポテトもいかがですか」は単純な手法ですが、効果的ですよね。
「それじゃ・・・」と背中を押される人も多いのではないでしょうか。

 

設問Bのアップセルも実際にある言葉です。
こちらの英語表記はup-sell
クロスセルが1人当たりの販売品数を上げることを目的にするのに対して、
アップセルは1人当たりの単価を上げることを目的にします。

たとえば「せっかくのドレスですから、プロにメイクしてもらいませんか」
「Aプランならシートが広くて快適ですよ」などと、
付加価値の高いプランやオプションなどを勧めていきます。

 

強引に勧誘するのは論外ですが、
お客さまの満足のための提案であれば、互いにとって有益な手法ですよね。

クロスセル、アップセルのどちらも、
相手の立場を考えながら誘導していけば、難しい話ではありません。
特にコストがかかるわけでもありませんから、
すぐに実践したい販売手法ですよね。

 

 

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