手塩にかけるの意味は?

「手塩にかける」の意味で正しいのは次のうちどちら?

A:子供が成長して、世話が必要なくなったこと

B:いろいろと世話を尽くして、大切に育てること

 


 

解 説

「手塩にかける」は、日常会話でもよく見聞きする慣用句ですね。

いろいろと世話を尽くして、苦労をしながらも大切に育てることです。
「手塩にかけた娘」などと表現します。

そもそも「手塩」は、食前に添えて、自分で味を調節するために用いる塩のこと。

昔は、お膳を清めるために小皿に盛って添えたのが、自分で味を調節するために使われる塩を指すようになりました。

このことから、「自分で手にかける」という意味になり、「直接、自分が大切に育てる」と転じていったわけです。

ちなみに、割り箸に「おてもと」と書いてあるのは、手元で使うためのお箸だから、と言われています。
http://aslan-bun.com/?p=2052


答え:B

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